【ネバーエンディングストーリー】
午前中は基金訓練生の自己紹介スライドの発表を行いました。
いつも寡黙な30代の男性は今までの職務能力や姿勢をより明確に
聴衆に訴えかけるように発表されました。
60代の男性訓練生は、永い人生経験を素敵なスライドと共に
発表して下さいました。
ご自分で電器店を起業され、大型量販店の出店により廃業に追い
込まれてしまわれた事。
その後、デパートの中にできたフランチャイズの電器店での再出発。
その再出発も集客率の低迷でフランチャイズ店が閉店になってしまわれた事。
そして、定年までそのデパートで外商としてお勤めされた内容でした。
最後にクラスの皆さんへ質問がないか尋ねましたが、反応がありません。
そこで、このクラスは若い女性が多いので外商と言う職業はどんな職業か
ご存じない方がいらっしゃると思い私が、どんな職種で、その業務を行う
上でどんな事を心掛けていらっしゃったのか質問してみました。
何百万もする宝石や時計・絨毯など、一般家庭からかけはなれた別世界
に住んでいらっしゃる方々を顧客としてご家庭で品物を販売する職業です。
とおっしゃると、若い女性の方は「へぇ〜。ゼロの数が違う。どんな家に住
んでるんだろう?」と声があがりました。
心がけていた事を発表されると、皆さん興味津々でした。
信頼関係を築き上げる為に毎日コツコツと人が守らなければならない
ルールや常識を守り、自分を磨いてこられた事。
この信頼関係は一日にして成り立たないので、継続して行わなければ
ならず、道を外れるといずれ自分に帰ってくるという内容でした。
当たり前の事を当たり前に行う事の難しさや厳しさ。そして信頼関係により
培われた事が成果となり実を結んだ時の喜び。
その喜びは一人ではなし得ず、社内で業務を行って下さる内勤の皆さんや、家族の支えがあっての事だとお話しして下さり、心にジーンときました。
訓練生の皆さんは、男性訓練生の目をいつまでも見つめていらっ
しゃいましたので私と同じ気持ちだったと思います。
いつも自己紹介スライド発表をお聞きし、人生の先輩においては、再度襟を正して
行かなければならないと再確認いたします。
私よりも若い方は、普段と違う顔を見る事ができ、こんなにいい面をもっていらっ
しゃるので再就職の際は、良い面を前面に発揮してほしいと思う事があります。
残り少ない訓練生活になりましたが、お互いを知り、面接の勉強になったと思いま
す。
素敵な発表会となりました。
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